トップガン2 印刷 E-mail
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まあまあおもしろそう! 
監督:ジョン・ウー 音楽:ハンス・ジマー

キャスト
トム・クルーズ
チャン・ツィイー
ヴァンサン・カッセル
ケビン・ベーコン


パラマウントは「トップガン」上映直後に「トップガン2」の製作を検討したそうである。しかし「トップガン」のときは全面協力してくれた海軍が新しい装備を増強したために、それがメディアに写ることを望まなかったこと、主演のトム・クルーズが続編を望まなかったことが原因でお蔵入りしたそうだ。

そのスクリプトでは、トム・クルーズは教官の設定で、前作の彼のキャラクターに重なるような向こう見ずな女性パイロットが出てくるというものだったそうだ。

1986年の公開の「トップガン」は、サンディエゴの海軍航空隊基地を舞台に、世界最高のパイロットを養成するエリート学校と別名を"トップガン"と呼ばれる訓練生たちの姿を描いている。


主演はトム・クルーズ(主役はもともとマシュー・モディンが考えられていたそうです)。大ヒットしたこの映画はトム・クルーズの出世作になった。

他には、トム・クルーズと張り合う同じ訓練生「アイスマン」役にヴァル・キルマー、教官役にはトム・スケリット、トム・クルーズの相棒役にはアンソニー・エドワーズ(ER)、クルーズと恋に落ちる女性教官役にケリー・マクギリスがそれぞれ演じている。

この映画にはのちに有名になる二人の俳優も小さな役で出演している。ひとりはメグ・ライアンでアンソニー・エドワーズの妻の役で出演している。もうひとりはティム・ロビンスで、最後の出撃シーンのときトム・クルーズと同乗する役で出ている。

製作は、ドン・シンプソンとジェリー・ブラッカイマー。
二人は「フラッシュダンス」や「ビバリーヒルズ・コップ」などMTV世代にマッチした作品を世に送り出し80年代を代表するプロデューサーになった。

二人の製作する映画は、ストーリーよりも映像、音楽を重視し、まるでPV(ミュージック・プロモーションビデオ)の拡大版ともいえるような映画を制作していた。そのような手法はのちにMTV世代と呼ばれる当時の若者の心をしっかりと掴んでいた。

彼らの作品は興行的に成功したものが多いのだが、その中でも「トップガン」は1986年の年間興行収入は全世界で一位、オールタイムでも107位の大ヒット作である。

この映画はすでに製作されたあと、試写を見た観客から「ラブシーンが少ない」という不満を聞いて、ケリー・マクギリスとトム・クルーズを呼び戻してその部分を追加したそうだ。マクギリスは次の映画のために、髪の毛の色を変えていたため、彼女はその撮影のときは、髪を隠さなければならなかった。若者に受ける音楽と映像だけではなく、できる限り観客のニーズに応えるというこのプロデューサーの姿勢も成功の要因だと思う。

前述した続編の脚本はなかなかおもしろそうだと思う。海軍の教官といえば、「愛と青春の旅立ち」のルイス・ゴセットJr.(アカデミー賞助演男優賞受賞)がすぐに思い出される。最近では、「ザ・ダイバー」のロバート・デ・ニーロもダイバーを養成する教官役を演じていた。

映画の中の教官役はどうしても、「鬼教官」というような設定になりがちだが、若者の憧れるような役柄を多く演じてきたトム・クルーズならば、いままでとは違った教官像を見せてくれるのではないだろうか。(彼は訓練生よりも目立ちそうですね)

ザ・エージェント」で見せてくれたエネルギッシュで理想に燃える人物という役柄は、トム・クルーズの魅力が一番現れる役柄だと思う。若者を養成する教官役は彼には向いているのではないだろうか。

「トップガン」の公開した年は海軍への入隊希望者がそれまでで最高の数だったそうである。多くの人がマーベリックやアイスマンに憧れて入隊したのだろう。その後のマーベリックたちの描き方によっては当時、「トップガン」に憧れていた人たちの「戦争観」に影響を与えることができるかもしれない。
by ブック・オーシャン

参考:Internet Movie Database
allcinema online
goo 映画


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