潮風のいたずら 印刷 E-mail
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まあまあおもしろそう! 
監督:ドナルド・ペトリ

キャスト
ケイト・ハドソン
マシュー・マコノヒー


かつて「ロマコメの女王」といえば、メグ・ライアンだった。彼女がその座を退位したあと、その位置についたのはケイト・ハドソンだろう。『10日間で男を上手にフル方法』(2003)、『ル・ディヴォース/パリに恋して』(2003)、『あなたにも書ける恋愛小説』(2003)、『プリティ・ヘレン』(2004)と「ロマコメ」に立て続けに主演している。

ケイト・ハドソンの母親は名コメディエンヌ、ゴールディ・ホーンであり、その遺伝子を見事に受け継いでいるといえる。大きな目と口はもちろんだが、そのキュートな笑顔とコメディセンスも同じである。

ゴールディ・ホーンはどちらかといえば、「ロマコメ」(ro-co,rom-com)よりも純粋な「コメディ映画」の主演が多かったと記憶しているが、『スイング・シフト』(1984)での共演より現在まで20年以上の同棲生活を続けるカート・ラッセルと共演したロマコメ『潮風のいたずら』(1987)は好きな映画である。

物語は、豪華なボートがオレゴン州のエルク・コーブに寄港するところからはじまる。
ボートに乗っていたゴールディ・ホーンはプライドが高く、超わがままでセレブな妻。貴族出身の夫と夫婦に仕えている執事も彼女のわがままにうんざりしている。
寄港中、ボートのクローゼット改装のために呼ばれたカート・ラッセルは彼女のわがままに悩まされながらも仕事を終える。ところが、彼女はその仕事に満足せず、改装の支払いを拒否し、挙句の果てにカート・ラッセルを海に突き落とし、その道具箱も海に放り投げてしまう。
そのまま港を離れたゴールディたちだったが、彼女は間違って海に落ちてしまい、記憶を失ってしまう。ニュースを見て、ゴールディを引き取りに現われた夫は、妻が記憶喪失になっていることを知ると、しばらくのあいだのびのびと生活ができると思い、彼女の夫であると名乗り出ないことにする。
同じくニュースで、海で発見された記憶喪失の人物が料金を踏み倒した女だと知ったラッセルは、彼女の身内が誰も名乗り出ていないことから、彼女に対しての復讐を思いつく。
それは、彼女を家政婦として、こき使うというものである。そこで彼は、彼女の夫だと名乗り出た。自分の夫だといわれて現われた男を見ても当然彼女の記憶が蘇ることはなかった。彼女にとってラッセルはただクローゼットの改装を頼んだ、役立たずの大工であり、ほとんど記憶に留めていなかった。
夫と名乗る男の家にいって、「以前はこうしてただろ?」といわれるまま、子供の世話や、家事をさせられる。これまでまったく雑事をする経験のなかった彼女は違和感を感じながらも、妻としての仕事をこなす。
子供は四人の悪がきで、彼女にいたずらをしたりして最初は懐かなかったが、彼女と暮らすうちに徐々に彼女を慕うようになる。ラッセルも彼女の奮闘振りを見て、彼女を見直し始めるのだった。
うるさい妻がいなくなってせいせいしていた貴族の夫は、彼女の両親に会わなければならなくなると仕方なく、彼女を迎えにラッセルの家に向かう。
本当の夫の姿を見て、記憶を取り戻したゴールディだったが・・・

ゴールディ・ホーンが慣れない家事に奮闘する姿が楽しい。私はゴールディが夜にこそこそ出かけていくカート・ラッセルの浮気を疑い、あとをつけると、彼が家計のために本業の大工とは別の肉体労働をしていることを知って驚くシーンが好きだ。

それほどヒットしなかった映画ではあるが、何度見てもおもしろい。リメイクをつくるなら新「ロマコメの女王」にぜひ演じてもらいたい。

ただ年齢的な問題がある。この映画の撮影当時、ゴールディ・ホーン42歳(彼女はいつまでも若いですね)。ケイト・ハドソン現在27歳。この役をするのは少し早いかもしれない。


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めちゃくちゃ安くなってますけど、おすすめです。

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