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こちらブルームーン探偵社 印刷 E-mail
あなたの感想: / 15
まあまあおもしろそう! 
監督:ティム・バートン

キャスト
ジョニー・デップ
クリスティナ・リッチ


こちらブルームーン探偵社」は、アメリカのABCで1985年から1989年にかけて放送されたブルース・ウィリス主演の人気ドラマである。(この役でブルース・ウィリスはエミー賞とゴールデングローブ賞を受賞しています)

長い間DVD化されなかったことで、アメリカや日本では熱心なファンがネット上でDVD化キャンペーンを行っていた。(なんでできなかったんだろう? 権利上の問題?)
アメリカでは2005年、日本では2006年4月26日に発売された。

ストーリーは、「タクシー・ドライバー」等で知られるシビル・シェパード演じる元売れっ子モデルがひょんなことから探偵社の社長になるところから始まる。
モデルを引退して悠々自適の生活を送っていたマディ(シビル・シェパード)は、突然会計士に預金を持ち逃げされ、税金対策のために所有していた赤字探偵社を清算することにする。ところが、その探偵社の社長デーヴィッド(ブルース・ウィリス)はなんとかこの探偵社をマディに続けさせるように説得しようとする。

しつこく食い下がるデーヴィッドにあっさりと解雇をいい渡したマディだったが、ある事件に巻き込まれたことから二人で解決することに・・・。

このドラマの一番の見所は二人のセリフの掛け合いではないだろうか。劇中二人がいい争うシーンがあまりにも多いため、このドラマの脚本は普通のドラマの二、三倍あったという。

そして製作スタッフの悪ノリ(?)演出も魅力のひとつだ。ドラマのスタッフが悪ノリで演出した場合、ただの内輪受けになってしまったり、まったくドラマをだめにしたりということはよくあるが、このドラマはそれを見事に成功させている。

そのはちゃめちゃぶりは、群を抜いている。カメラに向かって主人公が話しかけたり、(これは、まあ、よくありますが)、筋に関係なく突然カラオケ大会のようになったり、ほとんど白黒で放送した回があったり、時代設定を変えて、シェークスピアのパロディを一回分使って放送してみたり、スタジオセットから飛び出て走り回ったり(フェリーニじゃないんですから、ちょっとやりすぎ?)……と、まあ、あげればきりがないのだが、これらが全然いやな感じがしない。というか、もっとやってくれって思ってしまう。

悪ノリ演出というと、自分たちが楽しもうという意識がスタッフ側にあると思うが、このドラマの場合、枠をはみ出してでも見ている人を楽しませようというところが違うのではないだろうか。

主演のブルース・ウィリスはこのドラマの中で実に生き生きと演じている。当時まだ無名だった彼はオーディションで3000人の中から選ばれたそうである。彼の個性を考えるとこの役はまさに適役といえるだろう。

はじめて彼を見たときは、なんて演技がうまい役者だろうと思った。彼はミュージシャンとしても活動していたせいなのか、シーンの中でのセリフのトーンやリズムの決め方が実にうまく、彼の演技はまるでジャズの演奏のようだった。同じくジャズの演奏のような演技を見せるロビン・ウィリアムスはときにシーンから外しすぎているように思えることがあるが、この作品のブルース・ウィリスは的確にそのシーンに合わせて演じていた。

ちなみにブルース・ウィリスの映画出世作「ダイ・ハード」のマクレーン役は、最初、アーノルド・シュワルツェネッガーにオファーされたそうだ。もし、彼が受けていたら……あの名作はなかっただろう。(あんなマッチョな刑事ならどんな危険にあっても誰もハラハラしませんね)

ブルース・ウィリスはインタビューで、「こちらブルームーン探偵社」のリメイクを作るべきだと語っている。そしてデーヴィッド役は自分よりも若い役者にさせたほうがいいとも語っている。

デーヴィッド役には若手個性派ジョニー・デップなんかどうだろう。「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック・スパロウ役は見事だった。

そしてマディ役にはクリスティナ・リッチが合うような気がする。以前はなんだか暗そうな女の子というイメージがあったが、「アリー・マイ・ラブ」でのコメディエンヌぶりにすっかり感心してしまった。マディは元モデルという設定なのがクリスティナ・リッチに合うかが少し気になるところだが、元子役のモデルということにすれば、説得力がありそうだ。

監督にはティム・バートンはいかがだろう。「スリーピー・ホロウ」でホラー(?)をつくった三人がコメディをつくってみるとおもしろい作品ができるのではないだろうか。

by ブック・オーシャン

参考:The Internet Movie Database
Starpluse.com


DVD こちらブルームーン探偵社 シーズン1&2
待ってました。ついに発売!

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