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ダンテ・クラブ
原作:マシュー・パール

監督:ジャン=ジャック・アノー

キャスト
リチャード・ドレイファス
ロバート・デ・ニーロ
ジェイミー・フォックス

ダンテ・クラブ』はマシュー・パールの処女小説である。ダンテの研究家でもある氏がその研究を小説の形で残す意味合いも含めて、約3年にわたる執筆と改稿を経て執筆した少々難解な小説である。本国では売り上げはベスト10入りを果たし、すでに30カ国以上で翻訳されている。

また氏はハーヴァード大学英米文学科を最優等(summa cum laude)で卒業し、その研究の成果からアメリカ・ダンテ協会賞を授与されている。

“ダンテ・クラブ”というのは実在した文学集団のことである。中心人物は、物語詩『エヴァンジェリン』で有名なヘンリー・ワズワース・ロングフェロー。彼とダンテの『神曲』初のアメリカ版翻訳に挑戦したボストン文壇の重鎮たちことを指している。

小説の舞台は1865年、ボストン。
『神曲』の訳了に近づいた頃、連続猟奇殺人事件が起こる。その殺人の手口は『地獄篇』に書かれた劫罰に酷似していた。クラブのメンバーたちは、自分たち以外にまだアメリカでは知るはずもないこの内容に慄然とする。一番疑わしきはそのメンバーたちということになるのだが……コメントを書く (0 コメント)
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オー・ヘンリーのラブ・ストーリーズ
いまから五十年前、オー・ヘンリー原作のオムニバス映画『人生模様』(1952年)が製作された。原題は「オー・ヘンリーのフルハウス」"O.Henry's Full House"。名作五編を映像化している。

1.『警官と賛美歌』
監督:ヘンリー・コスター
キャスト:チャールズ・ロートン、マリリン・モンロー、デイビッド・ウェイン

2.『ラッパのひびき』
監督:ヘンリー・ハサウェイ
キャスト:デイル・ロバートソン、リチャード・ウィドマーク

3.『最後の一葉』
監督:ジーン・ネグレスコ
キャスト:アン・バクスター、ジーン・ピータース

4.『赤い酋長の身代金』
監督:ハワード・ホークス
キャスト:フレッド・アレン、オスカー・レバント

5.『賢者の贈り物』
監督:ヘンリー・キング
キャスト:ジーン・クレイン、ファーリー・グレンジャー

残念ながらこの作品は見ていない。名優チャールズ・ロートンが主演していたり、西部劇の監督としても有名なハワード・ホークスが撮っていたり、マリリン・モンローが端役で出演したりとなかなか豪華である。さらに各話をつなぐナレーターを『怒りの葡萄』、『エデンの東』のノーベル文学賞作家ジョン・スタインバックが務めている。ビデオ化はされているが、DVDにはなっていない。コメントを書く (2 コメント)
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『ビバリーヒルズ・コップ』の監督コメンタリートラック。(コラム)
ビバリーヒルズ・コップ』を監督のコメンタリーつきで見た。以前から気になっていた。この映画の脚本はどうなっているのだろう、と。

初めて見たのは高校生のとき。ビデオをレンタルして見た記憶がある。ストーリーは単純。だが、主演俳優の演技に圧倒された。主人公は自然で、多弁で、おもしろい。エディ・マーフィーである。

彼の演技はアドリブが多いと聞いていた。『ビバリーヒルズ・コップ』はそのほとんどがアドリブであるとのこと。もちろんおおまかなストーリーは存在する。エディはそのシーンの要点だけを伝えられた。あとは自由に演じてもらったそうだ。

台詞が自然なはずだ。それにしても大金を投じたプロジェクト。ひとりのコメディアンの才能に託すのは、かなり勇気がいることだったろう。

実際、コメンタリーの中で監督のマーティン・ブレストは語っている。
「うまくいくのか確信のないまま、その場面の準備をするのはなかなか度胸のいるものだよ」コメントを書く (0 コメント)
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ネアンデルタール
原作:ジョン・ダーントン

監督:ルイス・ロッサ

キャスト
ジェフ・ゴールドブラム
二コール・キッドマン

ジョン・ダーントン著の『ネアンデルタール』はいまなおネアンデルタール人が人類に知られずに中央アジア、タジキスタン高地に存在している仮説を主題にした物語である。

ネアンデルタール人とは、およそ三万年前に絶滅したヒト属の一種であるといわれている。よって彼らは我々とは種のレベルで異なり、直接の祖先ではないことになる。

ネアンデルタール人の存在が確認されて以来、人類の祖先の可能性も考えられてきたが、DNAの研究が進むと、そうではないということになったのである。

我々の先祖だと考えられているクロマニョン人と同じ時期にも存在していたことから、非常によく似た違う種が地球上に共存していたことになる。コメントを書く (2 コメント)
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百万ドルを取り返せ!
原作:ジェフリー・アーチャー

監督:スティーブン・ソダーバーグ

キャスト
マット・デイモン
ジョン・ボイト
レイチェル・ワイズ
クリスピン・グローヴァー
ジェフリー・ライト

この作品の原作者であるジェフリー・アーチャーは興味深い人物である。『ケインとアベル』等のサーガ小説で知られる、元イギリス下院議員で、作家でもある人物だが、最近は服役囚として刑務所の中ですごしていた。罪は、偽証罪である。

これは、裁判において虚偽の証言をしたことが、有罪になったのであるが、実は彼はこれまでにも数々の「虚偽」の発言をしている。

たとえば、彼の父親はブルネイの総督だったとテレビのインタビューで語ったり、またあるときは父親はシンガポールのイギリス領事だったと語っていたが、そのどちらも真実ではないことが確認されている。(ブルネイには、総督はそもそも存在しなかったし、当時シンガポールにはイギリス領事はいなかった。というかシンガポールはそのときイギリスの植民地であった)コメントを書く (0 コメント)
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『ハートブルー』を見て。(コラム)
(ネタバレあり)

アメリカの映画サイトを見ていたら、『ハートブルー』(原題"Point Break")を紹介していたので、懐かしくなって見返してみた。

好きな映画だったが、あらためて見ても面白かった。主演はキアヌ・リーヴス、共演に『ゴースト ニューヨークの幻』のパトリック・スウェイジ、『ビッグ ウェンズデー』のゲイリー・ビジー。監督はキャスリン・ビグロー。製作は当時、ビグローの夫だったジェームズ・キャメロン。

先ほど書いた、アメリカの映画サイトによると、この映画はかなり「レンタル」で収益を上げたそうである。

たしかに少し冗長さを感じるこの映画は映画館よりも家で見るほうがいいかもしれない。

この映画は、マイケル・マンの映画のように少々詰め込みすぎのような気がする。

ストーリーは、FBIのキアヌ・リーヴスがサーファーの銀行強盗一味に潜入捜査をするというものだ。コメントを書く (0 コメント)
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